セミの必殺技「死んだフリ!」本当は愛せるかもよ?

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【ある家の玄関前にて】

 

セミ「あ、人間来たわ。脅かしたろ。必殺!死んだフリ」

 

人間「うわ!玄関前でセミが死んでるよ〜。どっかにポイしたい。。羽あたりを掴めばいいか…。」

 

そ〜っと、えい!

 

セミ「よし、きた!!!!ジジジジッ!!!暴れるで〜♪」

 

人間「ギ、ギヤャャャーーーー!!くぁwせdrftgyふじこlp 」気絶…。

 

 

これで私はセミ嫌いになりました。

 

 

 

今回はそんなセミについて

○なんで死んだフリをしているのか。

○なんで玄関前やマンションの廊下、ベランダでよく見るのか。

○死んだフリをしているセミと本当に死んでいるセミの見分け方は?

 

などについて解説していきます。

 

 

▼ひっくり返っている蝉の生死の見分け方

 

簡単セミの生死の見分け方

○足が開いている→まだ生きている。

○足が閉じている→もう死んでいます。

 

つまり、足が開いているセミは生きていますので触ると大暴れします!

最大限の注意を払いましょう!!

 

 

 

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 このセミは足が開いているので生きています。

※セミ嫌いな方。地雷画像載せてすみませんでした。

 

 

 

▼なぜ仰向けにひっくり返っているのか。

 地面で見かけるセミってほぼ仰向けになっていますよね?

あれはなんで??

 

答えは体の構造上背中が重く、地面に落ちるときは背中から着地してしまう為です。

羽根を使うための筋肉が背中側にあり、背中が重いためこの様になります。

 

○生きているセミも仰向けなのはどうして?

A. 起き上がる体力がないだけ!

山や森の中だと地面にデコボコがあり、ひっくり返っても掴む所があるので起き上がることができます。

一方、都会の平らなコンクリートでひっくり返ってしまうと起き上がるのに相当な体力が必要で弱ってるセミはどうすることもできないのです…。

そこへ人間がきて触られると、最後の力を振り絞り暴れるって訳。

 

 

 

▼なぜ玄関前やマンションの廊下、ベランダで良く見るのか。

自宅に帰ってきたときに、玄関前や廊下で遭遇すること多くないですか?

洗濯物を干そうとベランダに出ると目に入ることありませんか?

 

こちらも理由があるんです!

 

○セミは飛ぶのが下手くそ

セミは体の大きさの割に羽根が小さい。

その為1分も飛ぶことができず、方向転換もほとんどできません。

 

だから

マンションの壁や家の壁、ベランダの窓などにぶち当たり→そのまま墜落→ひっくり返って着地

その為、ぶつかる壁があるところにセミの仰向け個体が多いのです。

 

飛ぶのが下手くそなセミは飛行中はパニックです。

1分も飛んでられないし、方向転換も難しい。

だから飛んでるセミは所構わず何かに掴まりたいのです。

それが人間でもなりふり構わない。

 

 

セミ「ヤバイヤバイ。これ以上飛んでられへん。どこかに掴まりたい。。ハァハァ」

 

人間「えっ、うわ。セミが突撃してきたんだけど。まじでキモい。」

 

本当はセミも必死なんです。

 

 

セミ嫌いのあなた。

嫌いなセミについて今まで知らなかったことを知ると、少し興味を持ちませんか?

あの人は嫌いだったのに、今は彼氏みたいな?

 

 

 

ないか。笑

 

 

では最後にセミの豆知識を一つ

 

▼セミの名前は鳴き声で名付けられている。

知っていました?

 

例えば

○ミンミンゼミ

ミーン ミンミンミーと鳴くからミンミンゼミ。

 

ツクツクボウシ

ツクツク…ボーシと鳴くでしょ?

 

アブラゼミ

ジリジリと鳴く音が油を熱したときの音に似ている為アブラゼミ

 

 

ほら。少し興味もってきた。笑