ハイタイプ水槽でアクアリウムを楽しもうよ!縦長水槽のメリット・デメリットとは。

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一般的な水槽といえば横長の長方形を思い浮かべる方が多い中、縦長のハイタイプ水槽でアクアリウムをやりたいと思った方へ!

 

高さのある水槽はインテリア性抜群で、お洒落な空間作りにピッタリなんです!

 

また、高さのある水槽はインテリア性だけでなく、様々なメリットがあります。

逆にデメリットもあるのですが…。

 

今回はそんなハイタイプ水槽のメリット・デメリットについて解説していきます。

水槽を購入したいけど、サイズ感で迷っている方は是非参考にしてみてくださいね。

 

規格水槽とハイタイプ水槽のサイズ比較

一般的に売られている規格水槽とハイタイプ水槽のサイズを比較してみましょう。

 

○30㎝水槽のサイズと水量

規格水槽:幅30×奥行18×高さ24(㎝)  12.9ℓ

キューブ水槽:幅30×奥行30×高さ30(㎝) 27ℓ

ハイタイプ水槽 :幅30×奥行30×高さ40〜60(㎝) 36〜54ℓ

 

○45㎝水槽のサイズと水量

規格水槽:幅45×奥行24×高さ30(㎝) 40ℓ

キューブ水槽:幅45×奥行45×高さ45(㎝) 91ℓ

ハイタイプ水槽:幅45×奥行45×高さ60(㎝) 121ℓ

 

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ハイタイプ水槽のメリット

高さのあるハイタイプ水槽でアクアリウムを楽しむことの利点について説明します。

 

○水量が多い

1番の利点は規格水槽に比べて水量が多いことです。

水量が多いと…

1.水質・水温変化が緩やかになる。

2.飼育可能数が増える。

つまり、水が汚れにくくなり飼育難易度が易しくなるのです!

 

○省スペース

高さが高い分、同じ容量の水槽に比べて幅や奥行きをとりません。

例えば幅60㎝の規格水槽は水量60ℓほどになりますが、

半分の幅の30㎝水槽のハイタイプ(高さ60㎝)の水量は54ℓほどと、水量はあまり変わらないのです。

省スペースで設置可能なので、お部屋の角などに設置しても良いですね。

 

○インテリア性が高い

ハイタイプ水槽はその高さを活かしたレイアウトになる為、一般的な水槽に比べて迫力ある外観になります。

さらに水槽は横長というイメージがある為、常識を裏切る新鮮味が生まれ、まるで水族館の水槽を見るような空間を作りだせますよ。

言い過ぎかな?(笑)

 

 

▼ハイタイプ水槽のデメリット

 ハイタイプ水槽良いね!凄く魅力的!

早く設置したいな〜!

 

でも、ちょっと待って!

メリットばかり伝えてきたハイタイプ水槽ですが、逆にデメリットもあるんです。

いざ設置してみたけど、思っていたのと違う!

これじゃダメだ〜とならないように、デメリットについても知っておきましょう。

 

○普通のライト(照明)じゃダメ!

水槽を買うときにセットで買うライトですが、

〇〇㎝用など表記通りの物を買うと光量が足りませんよ!

ハイタイプ水槽は高さがある分、水底まで十分な光を供給する為には表記よりも強いライトの設置が必要になります。

上に置くタイプのライトだと2個設置したり、ワット数の高いものを使用しましょう。

 

○メンテナンスが大変

日々のメンテナンスの中で、コケ取りや水草の植えかえなどが想像以上に大変なんです。

例えば、高さが60㎝ある水槽を想像してみてください。

よし!コケ取りやろうっと…

あれ?  ん!?

これって水槽に腕丸ごと入るんじゃね?

まじか。

子どもじゃ届かないよ〜(泣)

 

これは実際に飼育していた人にしかわからないんじゃないかな?

 

このデメリットの解消方法については下の方で説明しますので是非ご覧ください。

 

○価格が高い

こちらはそのまま、一般的な水槽に比べて値段は高いです。

2倍以上の価格です。

 

 

▼ハイタイプ水槽で便利な用品

ハイタイプ水槽の取り扱いが楽になる用品を紹介します。

 

○磁石付きコケ取りクリーナー(浮くタイプ)

スポンジを使ってのコケ取りはハイタイプ水槽では大変です。

磁石付きのコケ取りクリーナーというものがありますのでオススメします。

その中でも浮くタイプの商品にしましょう。

磁石が外れても水面まで浮くので安心です。

手を濡らすことなくコケ取りができるので便利ですよ〜!

 

○長いストレーナー

 高さがあるので、濾過フィルターを買う際にはストレーナーの長さにも注意しましょう。

ストレーナーが短いと水槽底の水が上手く回らないことがあり、水質悪化に繋がります。

場合によっては継ぎ足しできるストレーナーで長さを補いましょう。

 

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▼ハイタイプ水槽にピッタリなレイアウト

 高さを活かしたレイアウトや、向いている魚種などについて説明します。

 

海水魚レイアウト

ハイタイプ水槽と海水魚は相性が抜群です。

ライブロックを積み上げ「山」をイメージしたレイアウトは圧巻ですよ!

積み上げたライブロックにサンゴを置く場合は底にいくほど光量が弱くなりますので、低光量でも飼育可能なソフトコーラルや陰日性サンゴを置くレイアウトにしましょう。

 

○淡水熱帯魚レイアウト

熱帯魚飼育では欠かせない水草の魅力を最大限に引き出すことができるのもハイタイプ水槽の魅力です。

背が高い水草をメインに小型熱帯魚を群れさせるレイアウトは誰もが目を引かれるでしょう。

また、遊泳層が違う魚種を混泳させるのも面白いですよ。

水槽上層部を泳ぐ魚

水槽中層部を泳ぐ魚

水槽低層部を泳ぐ魚

という風に魚を使ったレイアウトもオススメです!

 

○体高の高い魚種の飼育へ

エンゼルフィッシュのような体高のある魚種の飼育に向いています。

海水魚であるタツノオトシゴなどの飼育もハイタイプ水槽がオススメです。

底砂を厚く敷く飼育法が必要なチンアナゴの飼育にもピッタリですよ。

 

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▼最後に

今回は水槽の一つのタイプであるハイタイプ水槽について書きましたが、

水槽用品一つ選ぶにも奥が深くて悩むことが多いですよね。

是非悩み倒して、これでもかってぐらい情報を仕入れて水槽を買いに行きましょう! 

 

やっぱりハイタイプ水槽いいなー!

俺もハイタイプになりたいなー!

身長伸びろよ。おい…。