【アクアリウム】水面の油膜を簡単に取り除く方法

 

f:id:ak-pgaq-c23:20170704224455j:image

 

水面で虹色にギラつく油膜。

アクアリウムをされている方なら

一度は悩まされる現象ですよね。

僕自身も初めて見たとき

え、やばくない?魚たちは大丈夫なの!?

と不安になっていました。

 

 

今回はそんな油膜の発生原因と対処法について書きたいと思います。

特に対処法の一つには誰もが家庭で使用している物で油膜を消し去ることができます。

ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

 

【油膜の発生原因】

 

 まず、油膜とはタンパク質の塊です。

そのタンパク質は以下の物から発生します。

 

○エサの食べ残し

○魚の死骸

バクテリアの死骸

○魚から出る糞尿

水草の枯葉

などなど…。

 

発生したタンパク質は

タンパク質を分解するバクテリアによって

分解されます。

分解されてしまえば油膜は発生しません。

 

つまり

油膜が発生する=バクテリア環境が正常ではない。

ここ重要です!

 

バクテリア環境が崩れていると

魚にとって有害な毒素である、アンモニア亜硝酸という物質も分解されず、

魚が死んでしまう原因となります。

 

したがって、油膜は水質悪化の指標になります。

油膜の発生=水質が悪化している

 

 

バクテリア環境を整えるためには

○エサの量を減らすこと

○魚を追加しないこと

バクテリア剤の使用 or 環境が良い水槽のろ材を直接使用すること

○安定するまで最低週一回は水換えをすること

○(できれば)エアレーションを行うこと

 

上記を実行しているのに、油膜が治らない場合

ろ過能力が足りていない可能性があるので

フィルターの増設をオススメします。

 

ただ、

やっぱり油膜は早く消し去りたいという方!

これを使って除去してみましょう。

 

 f:id:ak-pgaq-c23:20170704224909j:image

 

 

そう。ラップです!

これを水面に浮かべるだけで

面白いぐらい簡単に油膜を取り除くことができます。

裏技ですよ。笑

 

 

また、簡単な方法の一つに

上部フィルターや外部フィルターなどの

水排出口を水面より少し高くすることで油膜を無くす方法もあります。

ただ、水がバチャバチャするので

それが気にならない方にはオススメします。

 

 

【まとめ】

○油膜の原因はバクテリア環境が整っていないこと。

○油膜は水質悪化の指標となる。

○一時的に取り除くなら食品用ラップを使うと便利

 

 

油のことばかり考えてたら

天ぷらとか唐揚げが食べたくなってきたんやが…。

誰か分解してくれません?…笑